優秀な事務がいることは、保険代理店の経営にとって非常に重要です。
バックオフィスである事務が優秀だと、フロントの営業マンたちの生産性は著しく向上します。
事務の採用方法と事務を採用するときの注意事項をご説明いたします。
この記事の目次
事務の採用方法
優秀な保険代理店の事務を雇うことは非常に難しいです。
なぜなら、保険代理店の事務の中途採用市場というものが存在しないからです。
採用方法は大きく3つあります。
人材メディアに出稿する
人材メディアに出稿することで、事務の応募を集めることができます。
保険人材バンク、@保険ジョブ、Wantedlyなどに出稿しましょう。
会社のことを魅力的に見せるための紹介文を書き、条件を提示しましょう。
福利厚生を強化することで、応募の確率は高くなります。
営業マンから事務に転向してもらう
営業マンの人に事務に転向してもらう方法もあります。
自社の営業マンから事務に転向してもらっても良いですし、営業マンを事務として雇ってきても良いです。
営業経験のある人に事務に回ってもらうことによって、保険営業の仕事を理解して、営業マンのフォローをしてもらうことができます。
ただし、事務への向き・不向きを見極めることが必要です。
営業マンとして高い売上を上げることはできていないものの、事務に必要な気遣い・丁寧さが備わっている方に事務に回ってもらうのが最適です。
同業他社から採用する
同業他社とつながっていると、同業他社から紹介を受けることもあります。
中には、事務としての能力はあるものの、人間関係が合わなかったために活躍できない方がいます。
会社によって社風や集まる人は違いますから、そんな方でも他の保険代理店であれば活躍できる可能性があります。
採用するときの注意
保険募集人を雇う時に、注意しなければならないことは3つあります。
新卒を雇わない
最初から新卒を雇うのは避けた方が無難でしょう。
創業時は特に教育体制が整っていないため、新卒で事務を雇うと教えることに多大な時間が取られます。
社会人としてのマナーやパソコン作業などの基本を教えることも必要になります。
中途で経験のある人を雇うようにしましょう。
夜の人を雇わない
夜の人を雇わないようにしましょう。
見栄で夜の女性を雇うケースがあります。
最初のうちは容貌に満足しますが、大概の場合、事務の仕事ができずに不満がたまります。
お金をさわらせない
極力、事務にお金をさわらせないようにしましょう。
ほとんどの代理店では、どんぶり勘定になりがちです。
その際に、事務にお金をさわらせてしまうと最悪持ち逃げされるケースもあります。
あまりに疑いすぎてしまうのも、従業員から信頼を得られなくなってしまいますが、体制が整うまでリスクは極力減らすようにした方がよいでしょう。
事務は保険代理店の生産性に直結しますから、採用も社長自らが力を入れて取り組みましょう。
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