保険商品の手数料受取パターンは、保険会社ごとの仕組みによって異なりますが、大きく3つのパターンに分けられます。
手数料受取パターン
初年度だけもらう
保険を販売したその年のみ手数料を受け取るパターンです。
初年度しかもらえない分、手数料率は高くなります。
初年度から5年目までもらう
保険を販売したその年と、翌年度以降、5年目まで受け取るパターンです。
保険会社によっては、5年ではなく、10年といったケースもあります。
5年目までもらえる場合には5L(ゴエル)、10年目までもらえる場合には10L(ジュウエル)と呼ばれます。
初年度のみもらえるパターンと比べると、手数料率は下がります。
初年度と翌年以降ずっともらう
保険を販売したその年と、翌年度以降、保険契約が継続する限りずっと手数料がもらえるパターンです。
保険契約が続く限り手数料がもらえる分、手数料率は下がります。
基本的に、これらのパターンは契約のたびに募集人が選択できます。
では、これらの手数料受取パターンはどのように選んでいけばいいのでしょうか。
手数料受取パターンの選び方
契約途中に乗り換えが発生する可能性が高い商品の場合には、短期間で手数料を貰い切る方がよいです。
例えば、医療保険であれば今のトレンドからすると、毎年新しい保険が発売されますので、乗り換えが発生する可能性が高いです。
逆に、終身保険など乗り換えの可能性が低い保険に関しては、長期間で手数料をもらうようにするとストック収入になり経営の安定につながるでしょう。