保険代理店を開業するのに必要な実績

保険代理店を開業する際に、どのくらいの実績をもっているべきなのでしょうか?

 

これぐらいの実績がなければ、保険代理店を開業できない、ということはありません。

しかし、一般的には、MDRTの会員になっている方がよいと言われています。

◯MDRTとは

1927年に発足した Million Dollar Round Table (MDRT) は世界69の国と地域の500社以上で活躍する、62,000名以上(2017年7月現在)の会員を有する、卓越した生命保険と金融サービスの専門家による国際的かつ独立した組織です。

手数料収入ベースで、年間約1000万円以上(2017年度は、11,659,300円)の成績を挙げている必要があります。

https://www.mdrt.jp/about/

 

もし、MDRTの会員にはなっていなかったとしても、全く問題なく保険代理店は開業できます。

しかし、手数料収入が月50万円ぐらい、つまり年収600万円ぐらいには到達している方が良いとされています。

 

ここまでは、あくまで個人の営業マンとしての求められるであろう実績の話です。

保険代理店を開業する場合には、個人の営業マンではなく、さらに”経営者”としての能力も求められるようになります。

必ずしも、個人の営業マンとして優秀だった人が、経営者としても優秀かどうかは分かりません。

個人としての実績が高くなくとも、従業員の能力を引き出したり、見込客を獲得する仕組みを作ることで、会社としての実績を上げることは十分可能です。